輸入転売の売値の「高い!」クレームを防ぐ方法

輸入転売

輸入転売で扱う商品は、どうしても値段が高くなります。

輸入転売は高くて当たり前

輸入転売で売る商品は、高くなります。

そりゃそうですよね、海外で一般に売られているものを買い、そこから輸入の送料、関税、日本の販売サイトの手数料、日本国内の送料、そして自分の利益を乗せたのが販売価格になります。

単純に、

  • 海外の市販価格
  • 輸入送料
  • 関税
  • 日本の通販サイトの手数料
  • 日本国内の送料
  • 売り手の利益

これだけあるんですから、安いわけがありません。

でも、その内訳なんてのは購入者は知る由もありません。売られていたら「そういう値段なんだ」ということで買ってくれます。

高くても日本では珍しい海外の逸品となれば、多少高くても欲しがる人はいるでしょうから、売れるときは売れるんです。輸入転売は、こういった人を相手にするビジネスです。

高い!というクレームは少ない

輸入転売の商品を見て、「高っ!」と思っている人は多いと思います。

でも、そう思ってる人は買わないので、クレームにはなりません。

買ってから「高い!」ってのも変ですからね。(ないことはないですが)

クレームの大半は不良品

実際のところ、不良品や商品違いなどのクレーム、トラブルの方が圧倒的に多いです。

不良品率とか商品違いとかの不良率を減らしたいところではあるんですが、これはアメリカの売り主次第なので、正直どうにもならないと思ってます。

不良品とか商品違いとかの損失はどうしても出ます。こういったトラブルでの損失をカバーするためには、高く売って利益を確保しておく必要があります。

なので、高いのは仕方ないです。

仕入れ値が分かると不満を招く

お客さんは値段に納得して購入します。高い値段かもしれませんが、考えて、納得して購入ボタンを押します。

なので、後から価格で不満に思われるケースは少ないんです。

が、そんな場合でも一つだけクレームの原因になるものがあります。

それは、仕入れ値(海外の市販価格)が分かってしまった場合です。

例えば、アメリカで1000円で売っているものを3000円で日本で売ったというのが分かると、「アメリカで1000円の商品がなんで3000円もするんだ!」ってなります。

送料や関税とかAmazonの手数料とかがあるとは言え、そんなものは客からすると知ったことではありません。ぼったくられてる感が出てしまいます。

輸入だから送料とか倉庫代とかかかるからそんなもんだよね、って思ってくれるのは少数派です。

なので、仕入れ値はとにかく隠しましょう。

チェックするポイント

多いのが値札。タグについていたり、シールで貼ってあったりします。

この値札が付いたまま送ってしまうとトラブルの元でしかありませんから商品についているタグ、シールなどは必ずチェックしましょう。タグを取ってしまうと新品っぽさ、本物っぽさが失われてしまうので、価格の部分だけ外します。

同様の理由で、海外から商品に同封されてきたインボイス(請求書や納品書みたいなもの)をそのまま同梱してしまうのも当然アウト。値段が書いてなかったとしても、仕入れ先が分かってしまうのはよくないですよね。

あと、海外からのダンボールをそのまま使う場合は、輸送ラベルに商品代金が記載されてる場合があるので、それもチェックです。

当然といえば当然のことですが、日本に入ってくる状態そのままだと値段分かっちゃうケースが多々ありますからね。

経費ってどれくらいかかる? 値札があると割高感マシマシ

仕入れ1000円の商品をAmazonで3000円で売る場合は、

  • Amazonの手数料300円
  • 国内送料(お客さんへの配送)500円
  • 輸入時の送料500円
  • 関税100円

あくまで一例ですが、経費だけで1400円になります。(もちろん、実際には上記項目の全てが商品によって異なるので、あくまで参考に。特に輸入時の送料は大きく変わります。)

利益は、売値3000-経費1400-仕入れ値1000=600円。

そんなにぼったくってないですよね。

でも、商品に値札が付いてた場合、書いてあるのは「2400円」じゃなくて「1000円」です。

2400円の商品を3000円で買ったなら「まぁ輸入品だし仕方ないか」って思えるかもしれませんが、1000円の商品を3000円で買ったら「なんか高いな、おい」ってなると思います。

値札なんてのは些細なことかもしれませんが、お客さんに不満を抱かせないよう、配慮できることはやっておいた方がいいです。

それがクレームを防ぐ方法であり、輸入転売を長く続ける&儲けるコツです。

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