筆者は自営業なんですが、無在庫輸入を始める前はアダルト請求画面の削除サービスというのをやってました。パソコンに入ってしまったウィルスを遠隔で削除する、みたいなサービスです。
これがピーク時に月100万を超える収入を生み出してくれていたんですが、悪徳業者がどんどん捕まったおかげで被害者が激減し、売り上げは減る一方でした。
「こりゃ次の手を打たないとマズいな」と思っていたところに、出会いがありました。
物販に出会ったきっかけ
自分が主催したアフィリエイトセミナーの受講者に、N君という人がいました。若い20代の男性の方です。
アフィリエイトの基礎を学んで、1からサイトを作っていくというセミナーで、数か月間一緒にアドバイスやフォローをしながらアフィリエイトに取り組んでいました。
成果が出る人もいれば、なかなか出ない人もいて。N君も取り組んではいたのですが、まだアフィリエイトで軌道に乗るまではいっていませんでした。
しかしあるときから、スラっと細身だったN君が、徐々に太ましく・・・もとい、貫禄が出てきたのです。ただ単に大きくなったようには見えず、これは「いいものを食べてるな」と思った筆者は何をやってるのか聞いてみました。
すると「無在庫輸入」をやっている、と。
筆者自身、これまで10年以上インターネット上のビジネスで生活してきましたが、物販は完全にノータッチでした。物販は在庫リスクが高く、ある程度の資本がないとキツイと思っていたからです。
しかし、まだ20代でそこまでの資本を持っているわけでもなく、また、パソコンが得意でもなかったのに、ネット上の物販で明らかに成功している。
これはもしかするとオイシイのかもしれない。
そして後日、N君の無在庫輸入のセミナー開催の報を聞き、真っ先に参加しました。
実は彼は、伝説の無在庫輸入販売グループMYCの0期生として成功した一人だったのです。
そのセミナーで無在庫輸入の仕組みを知り、挑戦することに決めました。
そこには3つの理由がありました。
1.専門的知識がなくても成功した人が身近にいた
筆者にとっては、N君の存在が大きかったです。彼は、パソコンや物販の専門的な知識があったわけではないのに、成功していました。英語が得意というわけでもないのに、アメリカからバンバン仕入れて売りまくっていました。
無在庫転売ビジネスを拡大して従業員を雇っていたり、そこから得た収益で車やバイクを買っていたり。仕事も趣味もうまくいっている感、生活に余裕がある感じがひしひしと伝わってきました。
やりたいことをやって、それでうまくいってる人って、生活に焦ってる感がないというか、余裕があるんですよね。
物販は競争で薄利多売になってすごい疲れてそうなイメージがあったんですが、余裕がある生活ができているということは、おそらく割のいい仕事がそこにあるんだろうな、と推測したわけです。
つまり、無在庫輸入は専門的知識や資格がなくても成功できる可能性が十分にあること、そして価格競争で疲弊する世界とはまた違った、余裕のある生活ができることを彼自身が証明してくれていたので、これはやってみる価値がある、と判断しました。
2.組織の中で儲けようとしていない
「副業のセミナー」と聞くと、「なんとなく胡散臭い」という印象を持つ人は多いのではないでしょうか。筆者も、成功者を目の当たりにしながらも、本当に大丈夫か?と思いながらセミナーに参加しました。
しかし、そんな心配は杞憂でした。
紹介者を超えることができる仕組み
無在庫輸入のグループは、マルチ商法のようなピラミッド的組織ではなく、また、一般の顧客から収益を得る仕組みのため、紹介者を超えることができる仕組みというのが大きいです。筆者が1万儲けても100万儲けても、紹介者のN君の実入りには関係ないんです。これ、個人的には大きかったです。
マルチ商法は自分のダウン(下の組織)の売上のみが自分の収益になります。組織内を下から上にお金が流れていきます。基本、組織外からは収益が入りません。自分の上(親)を超えることができません。自分の稼ぎの一部は、ずっと親に流れていく仕組みです。
マルチ商法だと、自分が稼げば稼ぐほど、親も儲かる、という仕組みです。ちょっと嫌なんですよね、これ。
でも、無在庫輸入はそうじゃなかった。組織の中で儲けるんじゃなく、一般の顧客から収益を得るだけ。
だから、誰が紹介したとか、誰を紹介したとか、関係ナッシング。紹介してくれたN君と同じ土俵に立てるし、N君より稼げる可能性もある。
「親を超えることができる」ということは、そのビジネスが「紹介で儲けているわけじゃない」ことを示します。
収益を上げるためには、純粋に物販に取り組むだけでいいということです。
3.リスクの上限が見えた
物販なんてやったことないし、ノウハウもありません。失敗したらどうしよう・・・。
失敗したら嫌だ。損だ。誰だってそうです。
でも、最悪の状況ってどんな状態だろう、と考えました。
無在庫輸入は在庫リスクがないため、仕入れ分の負債を抱えることがそもそもありません。
となると、無在庫輸入を始めて、「全く売れない!」ってなった場合の負債は、初期費用と、あとAmazonとかの月々の会費ぐらいです。大失敗しても、これ以上負債がかさむことはない。リスクの上限はここまでだ。
無在庫輸入を始めて正解だった
こうして、自分の中で、「半年取り組んで、軌道に乗らなかったら諦めよう。それまでは頑張ろう。」と、無在庫輸入は挑戦することに決めたのです。
今となっては、そのセミナーに参加したことが大成功で、無在庫輸入で毎年数千万の売上を上げるまでになりました。
ちなみにN君は、もっと売り上げを伸ばして、今は別事業に取り組んでいるようです。追い越すことはできてませんが、感謝しています。